足底筋膜炎
朝起きて最初の一歩がつらい、長時間立ったあとの足裏がズキズキする――これらの症状に心当たりがある方は、足底筋膜炎の可能性があります。足底筋膜炎とは、足裏にある「足底筋膜」という腱の膜が炎症を起こし、痛みや違和感を引き起こす疾患です。スポーツ選手や立ち仕事が多い方だけでなく、運動不足や足のアーチの崩れが原因で発症するケースも増えています。
足底筋膜炎へのアプローチ
足底筋膜炎の一般的な治療には、インソールの使用やストレッチ、消炎鎮痛剤の服用などがありますが、慢性的な症状に悩まされている方や、根本的な改善を目指したい方には、鍼灸治療という選択肢も有効です。
鍼灸では、足裏やふくらはぎ、さらには腰や骨盤周囲の筋肉にアプローチすることで、筋膜や筋肉の過緊張を緩和し、血流を促進します。足底筋膜は、ふくらはぎやアキレス腱と連動しており、局所だけでなく下肢全体の筋バランスを整えることが、根本的な症状改善につながります。また、鍼の刺激によって炎症反応を鎮める作用や、痛みに対する感受性を調整する効果も期待できます。
お灸の温熱刺激は、足裏や足首まわりの冷えや血行不良を改善し、修復のための組織再生を助けます。特に、冷えを伴うタイプの足底筋膜炎には、お灸との併用が効果的です。
当院の治療の方針
当院では、まず患者さまの足の使い方や歩き方、生活習慣を丁寧に確認したうえで、個別に適した施術計画をご提案します。痛みのある患部に対してだけでなく、その原因となる体のゆがみや筋肉のアンバランスに対しても施術を行うため、再発しにくい体づくりを目指すことが可能です。
「もう何ヶ月も足裏の痛みに悩まされている」「インソールを試してもよくならない」――そんな方には、鍼灸治療という自然で体にやさしい方法をぜひ一度体験していただきたいと思います。足元から健康を見直し、快適な日常を取り戻しましょう。













